インプラントはアフターケアが最重要
皆さんこんにちは。
江古田デンタルオフィスです。
インプラント治療は、インプラントを埋入するまでに、しっかりとした検査と診断、治療計画の立案が不可欠ですが、インプラントオペのあとも、適切なアフターケアを欠かすことができません。
今回はそんなインプラント治療におけるアフターケアやメンテナンスの重要性について詳しく解説します。
インプラント治療では、人工の歯根と人工の歯を装着するため、補綴装置自体が虫歯になることはありません。
けれども、インプラントを支えている歯周組織に感染が起こり、歯周病を発症することはあります。
実際、インプラントを埋入したあと、適切なアフターケアを欠くことで「インプラント周囲炎」という歯周病に似た病気を発症することがあるのです。
もちろん、歯周病自体も発症しやすい傾向にあるといえます。
インプラント周囲炎とは、上部構造である人工歯やインプラント体、それらをつなぐアバットメントが不潔になることで細菌が繁殖し、歯茎や歯槽骨に炎症が生じる病気です。
病気の名前に「インプラント」と入っているだけあって、インプラント治療を受けた人は、全員が注意しなければならない症状といえます。
インプラントの寿命は、その周囲を取り囲んでいる歯周組織の状態に依存しています。
インプラントを支える歯茎や歯槽骨が健康であり続ければ、インプラントも脱落することなく、その寿命を延ばすことができるからです。
そのため、当院ではインプラント治療を受けた患者さまに対して、最適といえるアフターケアを提供しております。
インプラント治療後も定期的にご来院いただくことで、インプラントの寿命が1年でも2年でも長くなるよう、全力でサポートさせていただきます。
このように、インプラント治療は、インプラント体を顎の骨に埋め込んだら終わりというわけではありません。
その後も10年、20年と正常に使い続けるためには、アフターケアを実施することが不可欠といえます。