インプラントで金属アレルギーは起こる?治療で使用するチタンの特性について
皆さんこんにちは。
江古田デンタルオフィスです。
歯科治療によって金属アレルギーが引き怒られることがあるため、歯科治療を不安に感じている方もいらっしゃることと思います。
実際、歯科治療ではいろいろな合金を使用するため、金属アレルギーのリスクが高まることはあります。
そこで気になるのが、チタンという金属を使用するインプラント治療です。
インプラント治療によって金属アレルギーが起こることはあるのでしょうか?
では、人工歯根の部分にチタンを使わざるを得ないので、金属アレルギーが心配な方も多いことでしょう。
インプラントで金属アレルギーが起こる可能性はゼロではない
インプラント治療では、人工歯根の部分にチタンを使用します。
インプラント治療によって、チタンがアレルギーを引き起こす可能性は非常に低いといえます。
ただし、チタンも金属の一種である以上、体質によってはアレルゲンとなることもあり、金属アレルギーのリスクがゼロではありませんのでご注意ください。
チタンはアレルゲンとなりにくい金属
歯科治療には、金銀パラジウム合金など、いろいろな金属が含まれた材料を使用する機会があり、人によってはアレルギーを引き起こすきっかけになることもあります。
ただ、すべての金属がアレルゲンとなるわけではなく、とりわけチタンにおいては、その可能性が限りなく低いです。
というのも、そもそもチタンは私たちの身体との親和性が高い金属で、骨とも直接、結合する性質を持っています。
これを専門的には「オッセオインテグレーション」と呼んでいます。
チタンによるオッセオインテグレーションが期待できるからこそ、インプラント治療が成り立っているともいえるのです。
人工関節にも使われている金属
チタンは、人工歯根であるインプラントだけでなく、人工関節にも古くから使われている金属です。
つまり、医科の領域でも幅広く活用されており、その安全性は立証されています。
なお、当院ではインプラントの研究・開発を50年以上続けており、その高い信頼性から世界70ヶ国以上、500万人以上の患者さんがインプラント治療に使用されている「ストローマン インプラント」を導入しています。
安心して受けられるインプラント治療をお望みの方はぜひ一度ご相談ください。
まとめ
このように、チタンは生体親和性の高い金属であり、古くから人体に埋め込まれている歴史もあるので、その安全性は非常に高いといえます。
金属アレルギーのリスクがゼロとまではいえませんが、ほとんどの症例でチタンはアレルゲンとはならないといえます。
金属アレルギー以外にも、インプラント治療について気になることがありましたら、遠慮なく、江古田駅北口の江古田デンタルオフィスまでお尋ねください。
丁寧にわかりやすくご説明をいたします。